長久保勇輔といいます。公認心理師・臨床心理士の有資格者です。
「ともに、自在を、生きる。」をコンセプトに当オフィスを開室しました。
「自在」には「自分で在ること」という意味を込めています。
「他者とともに、自分で在ることを、生きる。」ということ。
このコンセプトに至るまでに心理職として歩んだ以下の体験がありました。
大学・大学院で臨床心理学を学んだ後、主に精神科医療領域(精神科病院・心療内科クリニック)に勤務し、「対象となる方」に記したような生きづらさを抱えながら生きざるを得ない方々と共に心理療法(個人・集団・コミュニティ)に取り組んできました。
その経験を通して私が深く感じたことは、①誰もが心に傷を負う経験を抱えていて、②過去の心の傷つきが今の心のありように影響を与えており、③何かの出来事をきっかけとして心理的な苦悩の発生や精神疾患の発症へと繋がっていくことがとても多い、ということでした。
と同時に、私が強く感じたのは、④(ご本人も気がついていない場合もありますが)どんなに過酷な過去の体験があっても心の中には陽光を待ち続ける種が存在していて、⑤必要なもの(※植物に例えるのだとすれば、水・光・空気やそれらを吸収する力)が整えば種はいつからでも芽吹き出そうとし、⑤過去の体験を越えて自在を生き始めることへ向かおうとする、ということでした。
生を受けてから今に至るまでの他者との相互作用を通じて私たちは心の中に独自の世界観を抱くようになります。その世界観の中で、何かを恐れ、何かに怯え、何かを不安に感じ、何かにとらわれ、何かにこだわらざるを得なくなり、次第に自分らしく生きることが難しくなり、気が付けば自分自身でいられなくなり、あるがままの生き方ができなくなってしまいます。
しかしこれまでの心理療法の経験を通して、諦めずに続けていくことに意味があること、その先に辿り着く「自在を、生きる。」ことに大切な意味があることを知るに至りました。
ひとりでも多くの方に専門的なカウンセリング・心理療法をお届けできればと思っております。
どうぞお気軽にお申し込み・お問い合わせください。心からお待ちしております。